
伸びてきた白髪を「プチッ」!気になるから抜いてしまいますよね‥その気持ちわかります。気になる白髪をやっつける事ができて、なおかつ「白髪を抜く」行為は達成感もあります。
短い白髪がピョンと立ち上がっていると目立ってしまってみっともないもの‥ですが ちょっと待って! その白髪を抜く行為は頭皮や毛根にとって、思いがけないリスクをはらんでいるんです。

この記事では「白髪を抜くということ」にフォーカスして「抜かないためにおすすめな商品」も合わせて美容師の私が解説していきます。
この記事でわかること
白髪を抜くのは楽しい?それ、危険信号かもしれません

白髪を抜くという行為は多くが「白髪の出始めた年代」の方がしてしまう行為です。今まで全くなかった白髪が生え際のあたりや、分け目のあたりに出てくると気になるものです。
『どうしても気になるし、わざわざ染めるほどでもないから抜いちゃえ!』と多くの方が抜いてしまいます。

年齢を重ねれば重ねるほど白髪は増えるわけですから、この「抜く行為」はどんどんエスカレート…。
気がついたときにはこの抜く行為が「クセ」になりそしてそこに「楽しさ」「気持ちよさ」を覚えてしまいます。

最初にお伝えした通りにこの「抜く行為」には複数の危険性があります。この後、具体的なリスクを解説していきます。
白髪を抜いてしまうと…その代償と4つの危険性

それでは白髪を抜くとどうなってしまうのか?を解説していきます。
白髪を抜くと毛根に傷がついて炎症を起こしたり、毛穴がゆがんで髪が縮れたりしてしまいます。最悪の場合、新しい髪が生えてこなくなる可能性も指摘されています。

結論=白髪はできる限り抜かない方が良いのです。
白髪の原因が改善されることで、再び黒髪が生えてくるケースも報告されています。本来は抜かないことが一番の解決法なんです。
毛根は増えることはありません。一度失った毛根は戻りません。

今気になるからと言って白髪を抜いて毛根を傷めてしまったら、健康的に生える髪の量まで減ってしまいかねません。今後年を重ねていった時に「髪の毛が少ない」という別の悩みを抱えてしまうかも…。
白髪を抜く4つのリスク

- 毛根へのダメージ:抜くことで毛根が傷つき、健康な髪の成長が妨げられる可能性があります。毛穴の変形から、くせ毛が生えやすくなることも。
- 感染・炎症リスク:抜いた箇所から細菌が侵入し、毛嚢炎(もうのうえん)など頭皮の炎症を引き起こす可能性があります(参考:皮膚科学的知見)。
- 毛穴の変形・拡大:繰り返し抜くことで毛穴が広がったり変形し、将来的な薄毛の一因となる可能性があります。
- 新しい髪の成長阻害:ヘアサイクルが乱れ、その部分から髪が生えにくくなることがあります。最悪の場合、毛根が死滅するリスクも否定できません。
白髪は白髪染めやヘアケアアイテムで染めるか、出先などでどうしても気になってしまった場合は、抜くのではなく根元でカットするようにしましょう。
さらに専門的に白髪を自分で抜くリスクを解説します。
- 毛根のダメージ
白髪を抜く際には、毛根も一緒に抜き取ってしまいます。毛根は、髪の毛が成長するために必要な栄養を供給する役割を果たしています。そのため、毛根を傷つけてしまうと、髪の毛の成長が妨げられて、薄毛の一因となる可能性があります。
- 毛嚢炎(もうのうえん)
毛根が傷つくと、細菌やウイルスが侵入しやすくなり、毛嚢炎を発症するリスクが高まります。毛嚢炎は、毛根の周囲に炎症が起こる皮膚の病気で、赤みや腫れ、痛みなどの症状が現れます。気になる症状がある場合は皮膚科へご相談ください。
- 色素沈着
白髪を抜いた部分の皮膚には、メラニン色素が不足しているため、色素沈着が起こることがあります。色素沈着は、抜いた部分が黒ずんだように見える症状です。
また、白髪を抜くことで白髪の量が増えるのではないかという不安を抱く方もいますが、直接的な因果関係は現時点では科学的に確認されていません。白髪は、毛母細胞の働きが弱まってメラニン色素が生成されなくなることで生じます。白髪が増える主な要因は、加齢・ストレス・生活習慣などであり、抜く行為そのものが直接の原因ではないとされています。
白髪を抜く際は、以下の点に注意しましょう。
- 無理に抜かないこと
- 毛根を傷つけないように、根元から一気に力強く抜かないこと
「白髪を抜くと増える」は本当?美容師が解説

結論から言うと、白髪を抜いたことが直接の原因となって白髪が増えることはありません。この質問は美容師の仕事をしていると良く受けます、多くの方が気になる疑問なんです。

白髪を気にし始める時期に白髪を抜いてしまうために「白髪を抜いたら増えた」という感覚を持つ方が出てくるのだと思います。実際にはその時期に自然に白髪が増えていた、というケースがほとんどです。

白髪を抜かないために選択肢は2つ
根本から切るのは誰でも簡単にできます‥ですがまたすぐに気になってしまいますよね?
また短い毛が伸びてきてまた短く切るは繰り返しになってしまい髪のメンテナンスが大変です。
一番の解決策は染めてしまうこと。
つまり髪の毛を抜く行為をしていた方は、伸びてくると短い毛がでてくると思います。その毛を美容室で染めるか、白髪隠しのアイテムで染めていくのです。

最初は我慢が必要ですが、慣れてくると抜きたい欲求を抑えることもできます。
将来薄毛に悩まないためにも「髪を抜く行為」は今すぐにでもやめてしまいましょう。
白髪を抜くのがやめられない…それ「クセ」以上かもしれません
「わかってはいるけど、ついつい手が伸びてしまう…」そんな方は多いはず。でも、もし気がつくと大量に抜いていたり、抜くことをやめようとしてもやめられないという状態であれば、「抜毛症(ばつもうしょう)」の可能性も考えられます。
抜毛症は、医学的には「トリコチロマニア」とも呼ばれ、強迫性障害のひとつとされています。毛を抜くことでストレスや緊張が一時的に和らぐため、やめたくてもやめられなくなるのが特徴です。
上記に複数当てはまる方は、単なる「クセ」ではなく、精神的なストレスのサインである可能性があります。一人で抱え込まず、皮膚科や心療内科への相談も選択肢のひとつです。

美容師として多くのお客様と接していると、「気づいたらかなり抜いてしまっていた」という方も少なくありません。白髪を染めることで視覚的な気になりをなくすだけで、自然と手が伸びなくなる方も多いですよ。
白髪を隠すオススメのアイテム

美容師が教える! 簡単白髪隠しアイテム
誰でも手軽にライフワークに組み込めるカラートリートメントで、自宅で手軽に白髪をカバーしましょう!
こんな方におすすめ
- 敏感肌・肌荒れしやすい方
- 生え際や分け目の白髪を自宅でこまめにケアしたい方
- 美容院に行くのが面倒くさい方
カラートリートメントの使い方
- 3~4日に1回染める
- 薬剤を混ぜる必要なし!簡単準備
- 塗布後、たった約10分で完了
※メーカーによって多少タイムが違います
プロのワンポイントアドバイス
カラートリートメントで、白髪を気にせずおしゃれを楽しみましょう!
カラートリートメントのオススメ商品
それでは白髪を抜かないためにおすすめしたい厳選したカラートリートメントを2つご紹介していきます。
【髪の傷み・白髪予防効果も!】KAMIKA白髪染めカラートリートメント

近年リニューアルした「KAMIKA白髪染めカラートリートメント」はダメージを補修してくれる「ヘマチン」「メリタン」配合。
キューティクルをきゅっと締めるので色モチもUPします。特に、白髪予防成分として注目される「メリタン」配合のカラートリートメントは市場でも希少な存在です。
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使うたびに白髪がふんわりカバーされ、気になっていた生え際や分け目が目立たなくなります。
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みんなも抜いてる?Twitterの声

白髪を抜くという行為にも人それぞれに物語がありますね…
白髪を抜かないために心がけたいこと※生活習慣の改善

染める以外に白髪を抜かないために心がけたいことは、以下のとおりです。
頭皮マッサージをする
頭皮マッサージをすることで血行が促進され、頭皮の健康状態の改善が期待できます。頭皮の血行改善は、メラニン色素の生成をサポートするとも言われています。指の腹を使って、毎日2〜3分やさしくほぐすのがおすすめです。
栄養バランスの良い食事を心がける
タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することで、髪の毛の健康維持をサポートします。特に亜鉛・ビタミンB群・銅は、メラニン色素の生成に関わるとされています。
ストレスを溜めない
ストレスは白髪の原因のひとつとされています。趣味やスポーツなど、自分に合ったストレス発散方法を見つけましょう。適度な睡眠(7〜8時間)も大切です。
具体的には、以下のことに取り組んでみましょう。
- 毎日のシャンプーやブラッシングで、頭皮の汚れやホコリを取り除く
- 頭皮マッサージは指の腹で優しく、頭頂部に向かって引き上げるように行う
- タンパク質を多く含む食材を積極的に食べる(肉、魚、卵、大豆製品など)
- ビタミンやミネラルを多く含む食材を積極的に食べる(野菜、果物、海藻類など)
- 適度な運動をして、ストレスを解消する
- 外出時は帽子や日傘などで紫外線対策を行い、頭皮へのダメージを防ぐ
白髪は、年齢とともに生じる自然な現象です。しかし、白髪を抜くことで毛根にダメージを与え、さまざまなリスクが高まります。白髪を抜く代わりに、上記の生活習慣改善や染める対策をとることで、白髪を目立たなくしながら髪の健康も守ることができます。
Q&A

- Q白髪を抜くと本当に増えるのですか?
- A
白髪を抜くことで直接白髪が増えるという科学的な根拠は現時点では確認されていません。ただし、抜くことで毛根にダメージを与え、健康な髪の成長を妨げる可能性があります。また抜いた箇所に次に生えてくる髪がくせ毛になることで「増えた・目立つようになった」と感じるケースもあります。白髪が増える主な原因は、加齢・遺伝・ストレス・生活習慣などです。
- Q白髪を染めずに隠す方法はありますか?
- A
はい、白髪を染めずに隠す方法がいくつかあります:
- ヘアマスカラ:一時的に白髪をカバーできる簡単な方法です。外出前に使用し、シャンプーで洗い流せます。
- カラートリートメント:染毛効果とトリートメント効果を兼ね備えた製品で、徐々に色をつけていきます。
- ヘアスタイリング:白髪が目立つ部分を他の髪で覆うようなヘアスタイルにする方法もあります。
- ナチュラルな方法:ヘナなどの天然染料を使用する方法もありますが、仕上がりや染まり具合は個人差があります。
これらの方法は一時的な対処法ですが、髪や頭皮への負担が比較的少ないのが特徴です。
- Q白髪を予防するための食事や生活習慣はありますか?
- A
白髪の予防に役立つとされる食事や生活習慣がいくつかあります。
- バランスの良い食事:タンパク質、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、銅、亜鉛などを含む食品を積極的に摂取しましょう。
- 抗酸化物質の摂取:ベリー類、緑茶、ナッツ類など、抗酸化物質を多く含む食品を取り入れましょう。
- 適度な運動:週に3〜4回、30分程度の有酸素運動を行い、血行を促進しましょう。
- ストレス管理:瞑想やヨガ、趣味の時間を持つなど、ストレス解消法を見つけましょう。
- 十分な睡眠:1日7〜8時間の質の良い睡眠を心がけましょう。
- 頭皮ケア:定期的に頭皮マッサージを行い、頭皮の血行を改善しましょう。
これらの習慣を続けることで、白髪の進行をサポートする可能性があります。ただし、白髪は加齢・遺伝の影響も大きく、個人差があります。
- Qカラートリートメントと白髪染めの違いは何ですか?
- A
カラートリートメントと白髪染めには以下のような違いがあります。
- 染色力:カラートリートメントは染色力が弱く、徐々に色をつけていきます。一方、白髪染めは一度の使用で白髪を染めやすいのが特徴です。
- 持続性:カラートリートメントの色持ちは通常2〜3週間程度ですが、白髪染めは4〜6週間程度持続します。
- ダメージ:カラートリートメントは髪にトリートメント効果があり、比較的ダメージが少ないです。白髪染めは化学反応を利用するため、髪への負担が大きめです。
- 使用頻度:カラートリートメントは頻繁に使用できますが、白髪染めは髪や頭皮への負担を考慮して使用間隔を空けることが推奨されます。
- 色の選択:カラートリートメントは自然な色合いが中心ですが、白髪染めはより幅広い色から選択できます。
ご自身の白髪の量・希望する仕上がり・髪へのダメージ具合を考慮して選択するとよいでしょう。
- Q白髪を抜いてしまった後のケア方法はありますか?
- A
白髪を抜いてしまった後のケア方法として、以下のようなものがあります。
- 頭皮の清潔保持:抜いた箇所を清潔に保ち、感染を防ぎます。適切なシャンプーで優しく洗い、清潔な状態を維持しましょう。
- 保湿ケア:頭皮の乾燥を防ぐため、無添加のヘアオイルや頭皮用の保湿クリームを使用します。
- 刺激を避ける:抜いた箇所をこすったり、強くブラッシングしたりするのは避けましょう。
- 栄養補給:髪の成長をサポートするため、タンパク質やビタミンB群を含む食品を摂取します。
- 頭皮マッサージ:優しく頭皮をマッサージし、血行を促進します。
- 紫外線対策:帽子やUVカット効果のあるヘアミストを使用し、頭皮を紫外線から守ります。
これらのケアを行いながら、今後は抜かずに適切な方法で白髪に対処することが大切です。なお、赤みや痛みが続く場合は皮膚科への相談もご検討ください。
- Q白髪を抜くのがどうしてもやめられない場合はどうすればいい?
- A
まずはカラートリートメントやヘアマスカラで白髪を染め、「見えない状態」にすることが有効です。目に見えなければ手が伸びにくくなります。それでも繰り返し大量に抜いてしまう・やめようとしてもやめられないという場合は、「抜毛症(トリコチロマニア)」の可能性も考えられます。一人で抱え込まず、皮膚科や心療内科に相談することをおすすめします。
まとめ

今回の記事では「白髪を抜く」という行為の危険性と、白髪を抜かないための方法についてお話させていただきました。
本気でクセになってしまっている方は、毛根へのダメージや頭皮環境の悪化につながる行為です。将来の薄毛リスクを考えても、今すぐやめることをおすすめします。
楽しいと感じてしまっている方も時間がかかるかもしれませんが、しっかりと危険性を認識して習慣を改善させていきましょう。まずは「染める」「隠す」という選択肢で、白髪への視覚的なストレスをなくすことが一番の近道です。

最後までお読みいただきありがとうございました。他にも白髪の悩みに関する記事を多く投稿しています。合わせてそちらもお読みください。

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