「また白髪が増えた…」と鏡を見るたびにため息をついていませんか?
本記事では、以前「ホンマでっかTV」でも取り上げられた成分・食材をもとに、白髪を黒髪に戻すために食事面からできることを、メカニズムから実践方法まで詳しく解説します。

白髪は放置すれば加速度的に増えていきます。「いつかは諦めるしかない」とあきらめている今こそ、根本的な対策を始める好機です。ぜひ本記事を参考に、白髪ケアを始めてみましょう。
白髪が黒髪に戻るメカニズムとは?

白髪が黒髪に戻るかどうかは、白髪になった原因によって異なります。
白髪になる主な原因は次の3つです。
メラノサイトの機能低下やチロシンの不足による白髪の場合は、原因を改善することで黒髪に戻る可能性があります。
一方で、遺伝的要因による白髪の場合は、黒色に戻すことは現時点では困難とされています。
メラノサイトとは
メラノサイトとは、髪の毛や皮膚に色素をつくる細胞のことです。メラノサイト内でアミノ酸の一種であるチロシンからメラニン色素が生成され、毛髪に供給されることで黒髪の色がつきます。
メラノサイト機能低下の原因

メラノサイトの機能低下を招く代表的な原因は次の通りです。
こうした原因を取り除くことができれば、休止していたメラノサイトが再び活性化し、新しく生えてくる毛が黒髪になる場合があります。

ただし、メラノサイト自体が失われてしまっている毛包(ヘアフォリクル)からは、もはや黒髪を再生することはできません。早期の対策が重要です。
チロシン不足の原因

チロシンはアミノ酸の一種で、メラニン色素の合成に欠かせない物質です。食事からのチロシンが不足すると、メラニン生成量が低下し白髪が増える可能性があると言われています。
代表的なチロシン不足の原因は次の通りです。
食事内容を改善し、チロシンを積極的に摂り入れることで、メラニン生成をサポートすることが期待できます。
ホンマでっかTVで紹介された「ルテオリン」とは?

2021年2月放送の「ホンマでっかTV」では、白髪の予防・抑制に役立つ可能性があるハーブ「ヤーバサンタ」が専門家により紹介されました。
ヤーバサンタとは

ヤーバサンタは北米西海岸を原産とする多年草で、アメリカ先住民の間で古くから民間療法に使われてきた歴史があります。抗炎症作用や神経保護作用など、様々な薬理効果を持つことが知られています。
ルテオリンの白髪予防効果
ヤーバサンタに含まれる成分のひとつ、「ルテオリン」は複数の研究で白髪の予防・抑制に役立つ可能性が示唆されています(※効果には個人差があります)。
ルテオリンはフラボノイドの一種で、メラノサイト幹細胞を活性化させる働きがメカニズムとして考えられています。
ルテオリンは、玉ねぎ、ブロッコリー、リンゴなどの果物や野菜に含まれるフラボノイドの一種で、強力な抗酸化・抗炎症作用を持つことが研究で示されています。
白髪予防との関連については、チロシナーゼ(メラニン色素の生成に関わる酵素)の活性に影響を与えることで、白髪の発生を遅らせる可能性があると考えられています。また、頭皮の血流改善を通じて毛包への栄養供給を助ける可能性も研究者の間で注目されています。
ただし、現時点では動物実験や試験管内の研究が中心であり、人への効果については更なる研究が必要な段階です。サプリメントの摂取を検討する場合は医師や薬剤師にご相談ください。
ルテオリンを多く含む食品の例:
- 玉ねぎ
- ブロッコリー
- リンゴ
- イチゴ、オレンジ
ルテオリンは一般的に食品から摂る分には安全と考えられています。ただし、サプリメントとして高用量を摂取する場合は、妊娠中・授乳中の方や持病のある方は事前に医師にご相談ください。
ルテオリンは一般的に尿酸値を下げるサプリとしても市販されています。
食品から摂れるルテオリン

ヤーバサンタ以外にも、日常的な野菜・果物・ハーブにルテオリンは自然に含まれています。
例えば、パプリカ、レタス、セロリ、シソ、ニンジンなどがルテオリンを比較的多く含む食材として知られています。毎日の食卓に取り入れやすいものばかりです。
これらの食材を日常的に摂取することで、ヤーバサンタと同様の効果が期待できる可能性があると考えられています。
白髪を黒髪に戻す食べ物ランキングTOP5

白髪の原因を抑制し、新しく生えてくる毛を黒髪にする効果が期待できる食べ物を紹介します。毎日の食事に意識的に取り入れるだけで、髪の内側からのケアが叶います。
1位:大豆・大豆製品
大豆や納豆、豆腐などの大豆製品は、メラニンの原料となるチロシンを豊富に含む代表的な食品です。毎日の食卓に無理なく取り入れやすく、白髪予防の基本となる食べ物といえます。
2位:乳製品
牛乳やヨーグルト、チーズに含まれるカルシウムは、メラノサイトの機能維持に必要不可欠なミネラルです。不足すると色素細胞の働きが落ちるとも言われています。
3位:緑黄色野菜
ビタミンやミネラルを豊富に含む緑黄色野菜は、メラノサイトの活性化をサポートします。ほうれん草やブロッコリーなどを積極的に食べましょう。
4位:魚介類
EPA・DHAなどの不飽和脂肪酸を含む魚介類には、血行促進作用があることが知られています。頭皮への栄養供給を助けることで、毛髪の健康維持が期待できます。
5位:ルテオリン含有食品
パプリカやレタス、セロリなどのルテオリン含有食品。メラノサイト幹細胞への働きかけが報告されており、白髪予防の観点から注目されています。
白髪を防ぐルテオリン豊富な食材ランキング

ルテオリンには白髪の抑制や予防につながる効果が期待されています。食品中のルテオリン量の目安となるLuteolin Equivalent Value(LE値)をもとに、ルテオリンが豊富な食材ベスト5をご紹介します。
1位 パプリカ(LE値11.6)
他の野菜や果物と比べてもはるかに高いルテオリン量を誇るパプリカ。特に葉の部分がLE値最大とされており、白髪対策の食材としてトップの実力を持ちます。炒め物やマリネなど料理の幅も広く、取り入れやすいのも嬉しいポイントです。
2位 セロリ(LE値9.9)
パプリカに次ぐルテオリン量を持つセロリ。生のままスティックに、スープや煮物に、またジュースとしても手軽に摂れます。独特の香りが苦手な方はスープに入れると食べやすくなります。
3位 レタス(LE値8.5)
サラダに欠かせないレタスもルテオリンが豊富。ロメインレタスがおすすめです。毎日のサラダ習慣が、そのまま白髪ケアにもつながります。
4位 シソの実(LE値7.6)
必須アミノ酸・ビタミン・ミネラルをバランスよく含むシソの実。薬味や和え物など日本料理との相性も良く、白髪対策として日常に取り入れやすい食材です。
5位 ローズマリー(LE値5.5)
ハーブの中でもトップクラスのルテオリン含有量を誇るローズマリー。高い抗酸化作用も持ち合わせており、肉料理の風味付けやハーブティーとして日常的に楽しめます。
白髪が戻りにくい根本的な原因と対策

白髪が生じた原因によって、黒髪への回復可能性に大きな違いがあります。

根本的なメラノサイトの喪失が起きている場合、一度失われた毛包から再び黒髪が生えてくることは現時点では困難とされています。だからこそ「まだ早い」と思えるうちからのケアが重要です。
白髪再生が難しいケース
白髪が戻りにくい代表的な原因は以下の通りです。
このような場合、抜けた白髪が再生する際に黒髪として生えてくることは難しいとされています。
白髪対策のポイント
早期から根本原因を抑制し、メラノサイトを健康に保つことが黒髪への回復可能性を高めるコツです。食事面でのサポートも欠かせません。
髪や頭皮のダメージケアで白髪予防

光や熱、摩擦などのダメージが髪や頭皮に蓄積することが、白髪を招く原因のひとつです。日頃から頭皮・毛髪への負担を軽減するケアを心がけましょう。
紫外線対策を徹底する
過剰な紫外線はメラノサイトに悪影響を与えます。外出時の日傘の使用や、帽子・UVケアスプレーの活用を習慣にしましょう。
洗髪はやさしい力加減で
洗浄力が強すぎるシャンプーや洗いすぎは避け、指の腹を使ってやさしく洗うことが大切です。頭皮の皮脂バランスを保つことが、健やかな毛髪環境につながります。
乾燥・静電気対策を万全に
洗髪後は湿ったまま放置せず、ヘアオイルなどで保湿ケアを。過剰な静電気も髪の摩擦・切断を招くため、乾燥する季節は特に注意が必要です。
ストレスをなるべく解消する
精神的ストレスはメラノサイトの機能に影響を与える可能性が指摘されています(※参考:ハーバード大学の研究では、ストレスホルモンがメラノサイト幹細胞に影響を及ぼすことが動物実験で示されています)。適度な運動・睡眠・趣味の時間を確保しましょう。
こうしたヘアケアを継続することが、余計なダメージと白髪の蓄積を防ぐコツになります。
【見逃しがち】頭皮環境と白髪の深い関係
白髪ケアで食事や生活習慣に注目する方は多いですが、「頭皮環境」そのものを整えることも、見逃せない重要なポイントです。
健康な黒髪は、健やかな頭皮があってこそ生まれます。頭皮が不健康な状態では、いくら良い食事を続けてもその効果が十分に発揮されにくくなります。
頭皮環境が悪化する主な原因
頭皮環境を整えるための実践ケア
①頭皮マッサージで血行促進
シャンプーの際や入浴中に、指の腹で頭皮を優しくほぐすマッサージを1〜2分取り入れましょう。血流が改善されることで、毛根への栄養が届きやすくなります。
②正しいシャンプーの選択
アミノ酸系や弱酸性など、頭皮への刺激が少ないシャンプーを選ぶことで、頭皮の常在菌バランスが保たれやすくなります。洗浄力が強すぎる製品は避けましょう。
③育毛・頭皮用トニックの活用
頭皮の血行促進や保湿に特化した育毛トニックは、毛根環境を整えるサポートとして活用できます。継続して使うことで、より効果が期待できます。
④カラーリングの頻度を見直す
白髪染めを繰り返すほど頭皮へのダメージは蓄積します。ヘアカラーの頻度を適切に管理し、合間に頭皮ケアを丁寧に行うことが大切です。
食事と頭皮ケアの両輪で取り組むことが、白髪予防の効果を最大化する近道です。
シャンプーやサプリで白髪を黒髪に!?

市販されている白髪関連商品の中から、白髪ケアに役立つと考えられるシャンプーやサプリメントをご紹介します。あくまでも補助的な役割であることを理解した上で、賢く活用しましょう。
白髪染めシャンプー
洗浄と染色を同時に行える白髪染めシャンプーは、サロンに通う手間もコストも省ける手軽さが魅力です。毎日のシャンプーを置き換えるだけで、少しずつ白髪をカバーしていけます。「染める時間を確保できない」「コストを抑えたい」という方にとって、継続しやすいのが最大のメリットです。
白髪に効果が期待できるサプリメント
白髪の原因は加齢・ストレス・栄養不足など人によってさまざまです。食生活の改善と合わせてサプリメントを活用することで、よりバランスよく白髪ケアができます。※サプリメントはあくまで食品であり、効果・効能を保証するものではありません。
- 亜鉛
メラニン色素の生成に必要なミネラルで、不足するとメラニン生成が滞る可能性があります。牡蠣や赤身肉に多く含まれますが、食事で補いにくい場合はサプリも選択肢のひとつです。
- ビオチン(ビタミンB7)
髪の毛の成長をサポートするビタミンB群のひとつ。不足すると髪の毛の状態が悪化する可能性があると言われています。
- ノコギリヤシ
男性ホルモンの代謝に関わる酵素の働きを緩和する可能性が期待されているハーブ成分。メラノサイトへの影響が考えられています。
- 黒ゴマ
セサミンやセサモリンなどの成分がメラニン色素の生成をサポートする可能性があるとされています。古くから白髪への効果が民間で言われてきた食材です。
- プラセンタ
毛母細胞の活性化や成長促進効果が期待されている成分。肌や髪への総合的な働きかけが注目されています。
これらのサプリメントは、単体よりも食事改善と組み合わせることでより効果的に活用できます。
白髪に効果的なサプリメントの選び方

白髪に効果が期待できるサプリメントを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 自分の白髪の原因に合った成分が含まれているか
白髪の原因は人によって異なります。「栄養不足が気になる」「ストレスが多い」など、自分に合う成分を選びましょう。
- 安全性・品質を確認する
副作用のリスクがゼロとは言えません。持病がある方・妊娠中・授乳中の方は、必ず事前に医師に相談してください。
- 信頼できるメーカーのものを選ぶ
製造実績があり、成分表示が明確なメーカーを選ぶことが安心への近道です。
サプリメントの摂取方法について
商品によって推奨摂取量や摂取タイミングは異なります。必ず商品の説明書をよく読んで正しい方法で摂取しましょう。サプリメントはあくまでも食事の補助です。食事改善と生活習慣の見直しと組み合わせることで、より効果的に白髪に働きかけることができます。
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【比較】白髪対策の方法まとめ|食事・サプリ・ケアの使い分け
白髪対策には様々なアプローチがあります。それぞれの特徴と向いている方を整理しました。自分の生活スタイルや白髪の程度に合わせて、組み合わせて活用してみてください。
| アプローチ | 主なメリット | 向いている方 |
|---|---|---|
| 食事改善(大豆・緑黄色野菜など) | 体の内側から根本ケア。費用を抑えやすい | 食生活を見直したい方・長期的なケアを希望する方 |
| ルテオリン含有食品 | 日常食材として取り入れやすい | 毎日コツコツ続けたい方 |
| サプリメント | 不足しがちな栄養を効率よく補える | 食事だけでは補いにくい栄養が気になる方 |
| 頭皮ケア(マッサージ・シャンプー選び) | 毛根環境を整え、ケアの効果を引き出す | 頭皮のベタつき・乾燥が気になる方 |
| 白髪染めシャンプー | 見た目をカバーしながら手軽にケア | 今すぐ白髪が目立つのを何とかしたい方 |
「まず見た目をどうにかしたい」という方には白髪染めシャンプー、「根本から変えたい」という方には食事改善+サプリ+頭皮ケアの組み合わせがおすすめです。
Q&A

- Q白髪は本当に黒髪に戻すことができるのか?
- A
白髪の原因次第で可能性があります。メラノサイトの機能低下や栄養素の摂取不足による白髪であれば、原因を改善することで黒色への回復が期待できます。ただし遺伝的要因やメラノサイト自体が失われているケースでは困難です。
- Qルテオリンってなに?白髪予防に効果があるらしいけど…本当?
- A
ヤーバサンタをはじめ野菜や果物に含まれるフラボノイド系の成分で、メラノサイト幹細胞の活性化を促して黒髪の再生をサポートすると考えられています。ただし人への効果については研究途上の部分もあり、過度な期待は禁物です。
- Q白髪対策で大事な栄養素って何?
- A
メラニン合成に関わるチロシンをはじめ、カルシウム・ビタミンB2・鉄分・亜鉛などが挙げられます。これらをバランスよく摂取することが基本です。偏食や極端なダイエットは白髪を増やす可能性があるため注意しましょう。
- Qストレスと白髪は関係あるの?
- A
関係があると考えられています。ハーバード大学の研究(2020年)では、ストレスホルモン(ノルアドレナリン)がメラノサイト幹細胞に影響を与えることが動物実験で報告されています。ただし人への直接的な因果関係はまだ研究段階です。
- Q成分はよく分からないけど白髪シャンプーって効くの?
- A
多くの白髪染めシャンプーは白髪を「染める」ことで見た目をカバーするものです。根本的に白髪を黒髪に変えるものではありませんが、手軽さと継続しやすさが大きなメリット。食事改善や頭皮ケアと組み合わせて活用するのがおすすめです。
まとめ

白髪を黒髪に戻すには食事からのアプローチが重要
白髪が黒髪に戻るかどうかは、白髪になった原因に強く依存します。
メラノサイトの機能低下やチロシンなど栄養素の不足が原因の白髪であれば、原因を取り除くことで黒色への回復が期待できます。
そのためには、ルテオリンやチロシンを豊富に含む食材を積極的に摂取することが大切です。ヤーバサンタやパプリカ、大豆製品などを上手に取り入れつつ、紫外線対策・頭皮ケア・ストレス軽減などライフスタイル面の改善と併用することが効果的です。
食事や日常での小さな工夫の積み重ねが、根本原因の解消につながり、新しい黒髪の生成をサポートします。
最後までお読みいただきありがとうございました。





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